会長挨拶

　平素より島根県臨床検査技師会の活動につきましてご協力いただき感謝申し上げます。さて、先に開催されました令和６年度定期総会に於きまして役員改選が行われ、つづいて開催されました理事会審議により令和５・６年の代表理事会長を拝命しました領家敬子（りょうけけいこ）です。代表理事会長として２期目となります今期は、新たに６名の新役員を迎え継続役員含め理事・監事で１７名の体制となります、新役員を代表してご挨拶を申し上げます。

　役員は会長1名、副会長２名、専務理事１名、常任理事５名、理事６名、監事２名また、各理事には総務部、企画部、学術部、経理部、西部地区の専門分野ならびに広報を担当いただきます。さらに、学術部門は８つの専門分野にそれぞれ部門長、副部門長がおり各担当部門の研修会や学会関連、精度管理調査等の活動を実施してまいります。

　島根県臨床検査技師会は、臨床検査技師の学術・技術の向上、臨床検査に関する啓発等の活動を通じて、地域保健事業の積極的な推進に当たるとともに、医療及び公衆衛生の向上を図り、もって県民・地域住民の健康の保持及び増進に寄与することを目的としており、時代の変化に伴い臨床検査技師に求められる内容も変わりつつあるなか、常に社会の動向を敏感に察知し様々なニーズに合わせた取り組みを役員、学術部門員等で力を合わせ進めてまいります。

　今年度は４月に施行された医師の働き方改革によるタスク・シフト/シェアが本格的な実働を求められる年と考えます。医療の現場において臨床検査技師の必要性を示し、若い世代の技師が活躍できる場を拡大していくために会員、賛助会員、関係団体の皆様にはご理解を賜りお力添えいただけることを切に願い挨拶とさせていただきます。